開業・独立 |
---|
開業を控えた税理士先生は、早めにホームページの準備を進めるのが吉。なぜなら開業後の集客がスムーズにでき、上手くいくケースが多いからです。開業税理士がホームページ作成のベストタイミングと開業前にホームページを作成する5つのメリットを詳しくご紹介します。
開業税理士のホームページ作成は、早ければ早いほど良いです。できれば開業予定の半年前から、遅くても3ヶ月前には作成に着手しておいた方が良いでしょう。
ホームページ作成には案外時間がかかるもの。3ヶ月前から着々と準備を進めて、開業と同時にホームページを公開できるくらいのスケジュール感です。制作したばかりのホームページは、まだまだ集客力が弱いので、できれば開業1ヶ月前には公開できる状態に整えおきましょう。
そうすれば、ホームページが集客力を多少なりとも蓄える時間が用意できます。これから独立開業を控えている先生は、前もってホームページを用意して、ホームページの集客力をなるべく早くから高めていってください。それが開業後の集客をスムーズにする秘訣です。
ただせっかく開業前に公開できる状態に整えたとしても、開業届を出す前にホームページを一般向けに公開することはできません。
そこでとっていただきたいのが、開業前はサーバー側の設定(ベーシック認証など)をして、パスワードでロックをかけるという手段。
開業前は非公開状態でホームページの準備を進め、内容の充実を図りましょう。そうすれば開業と同時にロックを外して公開し、集客をスタートさせられます。
それでは次から、ホームページを開業前に作成するメリットを5つご紹介しましょう。
開業前にきちんとホームページを用意しておけば、開業前に余裕が持てます。
でももし独立開業と同時、もしくは独立開業間近の状態でホームページを準備しようとするとどうでしょうか。ただでさえ開業前で忙しいのに、そんな中でホームページの準備まで手が回すのは難しいです。
忙しい時期にホームページの準備が重なってしまうのはなんとしても避けたいところ。ホームページは早めに用意しておいた方が、本来の業務に専念でき、圧倒的に有利になります。
ホームページを独立開業前に準備しておけば、独立開業後に失敗するリスクを最小限に抑えられます。なぜなら、ホームページが先生に代わって顧問先をつれて来てくれるからです。
営業力に自信がある先生や、たくさんの人脈・コネを持って独立開業される先生には、もしかしたらホームページはそこまで必要ではないかも知れません。
しかし営業に自信がない、あまりしたくない先生、人脈・コネはそこまで多くない先生は、ホームページが集客の要(かなめ)になってきます。
ホームページは単に作成するだけでなく、顧問先獲得ができるホームページを作成するのが重要です。見栄えが良いだけのホームページでは、顧問先獲得のためにはあまり役に立ちません。ホームページから反応がとれる、お問合せが獲得できるノウハウを開業前の時間があるときにしっかり学んでおきましょう。
顧問先を獲得できるホームページを開業時に用意できれば、独立開業後に失敗するリスクは最小限に抑えられます。たとえ営業力や人脈・コネが不十分でも、ホームページが顧問先を獲得してきてくれるはずです。
ホームページを早めに準備しておくことは、SEO対策にもなります。SEO(Search Engine Optimization)というのは、特定のキーワードで検索エンジンの検索結果で上位表示させる対策のことです。ホームページで新規顧客・顧問先を集めるには、このSEOが必須の対策になります。
しかし、ホームページというものは、完成した直後は、まだ誰にも知られていない状態です。検索エンジンも完成したばかりのホームページをすぐには見つけられないため、完成してすぐにホームページを上位表示させるのはほとんど不可能と言って良いでしょう。
独立開業後からホームページを作成すると、公開がもっと先になり、開業後ずいぶんたっても、検索エンジンに見つけてもらえないという事態になりかねません。
ホームページ経由で新規顧客・顧問先を獲得するなら、開業前にSEO対策を終了させておくことが大切です。対策の結果が現れるのには、おおよそ3~6ヶ月程度は見ておいた方が良いでしょう。それから逆算して、ホームページの作成を早めにスタートさせるのがおすすめです。
ホームページは、より多くの情報を掲載し、たくさんのコンテンツを作成するのがポイントです。最近は、検索エンジンのアルゴリズム上、ユーザーにとってより価値のある情報を豊富に掲載しているホームページが上位表示されやすい傾向にあります。
そのため、ホームページの作成に早めにとりかかるとコンテンツを充実させる時間がとれるので、ネット集客の上でとても有利です。
トップページ、会社案内、お問合せフォームなど、先に主要コンテンツさえ仕上げてしまえば、あとは情報コンテンツを充実させていくだけ。早めにホームページを用意しておけば、それだけ内容を充実させやすく、集客力の高いホームページを無理なく作成できます。
開業前にホームページを用意しておけば、開業段階でもホームページのURLが決定しているので、紙媒体の営業ツールにURLの記載が可能です。ホームページの紹介ができます。
税理士事務所では開業にあたり、ホームページだけでなく、「名刺」や「事務所案内(パンフレット)」、「開業案内はがき」を用意するかと思います。
独立開業前にホームページを用意しておくと、これらにURLを記載できるため、開業後すぐに多くの人にホームページの存在を知ってもらえます。
紙などの印刷物にホームページのURLを記載しておくと、常に最新情報を届けられるので非常に便利です。ホームページ単体で集客することだけでなく、紙媒体の営業ツールとも合わせて使えることを意識しておきましょう。
「税理士ホームページの作成はいつ? 開業前に作成する5つのメリット」はいかがでしたか?
この記事が気に入ったら、「いいね!」や「シェア」をお願いします!